Mk-Ⅲ 関西オート仕様完成

かねてよりオーダーを受けておりましたMk-Ⅲ仕様車が完成しました。

ミニの〇〇仕様というとやはりMk-Ⅰ仕様が最もポピュラーですが、今回はMk-Ⅲの1000サルーン仕様です。Mk-Ⅰ仕様が人気なのでよく製作しますがマニアックなお客様の要望にもお応えしますよ。前回の記事でも書いたフェンダーやボディカラーに加え、関西オートのステッカーも今回のために製作致しました。

もうひとつディーラー車のリヤビューを決定づける要素として丸形のリフレクターがあります。今現在販売されているMk-Ⅱ/Ⅲテールにはもちろんこのようなリフレクターは装着されていないので、これも新たに製作。このように当時のディーラー車には日本国内の保安基準になんとか適合させようとする為の様々な工夫が見られます。このハンドメイド感が唯一無二の魅力でもありますね。

センタースイッチパネルは当時モノを探してきました。ステアリングとシフトノブもMk-Ⅲのものに。ドアトリムとシートも当時の装いで製作いたしました。

足元にはMk-Ⅲ純正ホイールトリムを装着。このホイールについた細いタイヤが拡大されたフロントフェンダー内側にキュッと収まっているシルエットがMk-Ⅲっぽいのかなと感じますね。可愛い見た目とは裏腹にエンジンは1300ccのライトチューン仕様です。カム交換にウェーバー、プレバートクラッチに軽量フライホイールの組み合わせでとてもレスポンスがいいです。Mk-Ⅲではコミッションナンバーとシャシナンバーの刻印プレートがボンネットキャッチの横に配置されるのでそちらも再現しました。

等々、手数をかけて製作させていただきました。大変長らくお待たせ致しました。

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garagejandb
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